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日本からカーボベルデへの行き方

アフリカ大陸の西、大西洋に浮かぶカーボベルデ。日本からは直行便がなく、ヨーロッパまたはアフリカでの乗り継ぎが必要です。行き方から入国準備、予防接種まで、旅の基本をまとめました。

ご注意: このページの情報は一般的な旅行準備の参考としてまとめたものです。ビザ・入国条件・予防接種の要件は変更されることがあります。渡航前に必ず外務省の海外安全ホームページ、カーボベルデ政府のEASE公式サイト、渡航先の航空会社で最新情報をご確認ください。

✈️行き方:直行便はなく、乗り継ぎが基本

日本からカーボベルデへの直行便はありません。総所要時間は乗り継ぎを含めておおむね20〜30時間。大きく分けて2つのルートがあります。

ルート1:ヨーロッパ経由(最も一般的) 目安 20〜28時間

日本 → ヨーロッパ主要都市 → カーボベルデ

リスボン(ポルトガル)経由が定番。ポルトガルの航空会社(TAPポルトガル航空)がリスボンからカーボベルデ各島への便を多く運航しています。日本からリスボンへは、パリ・フランクフルト・イスタンブール・ドバイなどで1回乗り継ぐのが一般的で、合計2回乗り継ぐ形になります。旧宗主国とのつながりで便数が多く、初めての人に最も分かりやすいルートです。

ルート2:アフリカ経由 目安 22〜30時間

日本 → イスタンブール等 → カサブランカ/ダカール → カーボベルデ

モロッコのカサブランカや、セネガルのダカール経由でアクセスする方法。ロイヤル・エア・モロッコなどが利用できます。ヨーロッパ経由より遠回りになることもありますが、料金や日程次第では選択肢になります。ただしセネガルなど黄熱リスク国を経由すると、黄熱の予防接種証明書が必須になる点に注意(詳しくは下記)。

💡 主な玄関口: 国際線が就航しているのは主にサル島(アミルカル・カブラル国際空港/SID)、首都プライアのあるサンティアゴ島(ネルソン・マンデラ国際空港/RAI)、ボア・ヴィスタ島、サン・ヴィセンテ島の4島。リゾート目的ならサル島やボア・ヴィスタ島、街歩きや文化目的ならプライアが便利です。島から島への移動は国内線(カーボベルデ航空など)やフェリーを使います。

📝入国準備:EASE事前登録とビザ

  1. パスポートの残存期間を確認
    入国時に6か月以上の残存有効期間が必要です。
  2. EASE(入国事前登録)をオンラインで申請
    観光・ビジネス等で入国するすべての渡航者(2歳以上)が対象。政府の公式サイト ease.gov.cv で、到着の5営業日前までに申請するのが推奨されています。申請時に空港セキュリティ税(TSA)を支払います。
  3. 短期観光ならビザは基本不要
    多くの国の国籍者は、EASE登録を済ませれば短期滞在はビザなしで入国できます。滞在可能日数は国籍により異なります。ビザ免除の対象外の場合は、事前に大使館等でビザを取得する必要があります。
  4. 指定の出入国港から入国
    プライア空港・サル空港・ミンデロ(サン・ヴィセンテ)空港・ボア・ヴィスタ空港などEASEで認められた空港から入国します。
⚠️ 2026年7月1日からの重要な変更: EASEの事前登録を済ませず、証明を提示できない場合、国境で空港セキュリティ税(TSA)が倍額請求されるようになりました。必ず出発前にオンライン登録を済ませておきましょう。また、ビザ・入国要件は国籍によって異なり変更もあるため、ご自身の国籍での最新条件を必ず公式サイトで確認してください。

💉予防接種:黄熱の「証明書」に要注意

カーボベルデ自体は黄熱の発生地ではなく、義務づけられた予防接種は基本的にありません。ただし経由地によっては黄熱の予防接種証明書(イエローカード)が入国時に必須になるため、ルート選びと合わせて必ず確認してください。

⚠️ 黄熱の証明書が必要になるケース: 生後1歳以上で、黄熱リスク国から(または経由して)入国する場合、黄熱予防接種の国際証明書(イエローカード)の提示が求められます。西アフリカのセネガル(ダカール)やその他の黄熱流行国を経由するルートを取る場合が該当します。証明書は接種10日後から有効で、現在は生涯有効です。日本国内では検疫所など指定機関でのみ接種可能で予約が必要なため、アフリカ経由を検討する場合は早めに準備してください。ヨーロッパのみを経由し黄熱リスク国を通らない場合は、証明書は通常不要です。

推奨される予防接種(任意・一般的な渡航者向け):

予防接種備考
A型肝炎汚染された飲食物から感染。渡航者に広く推奨。
B型肝炎長期滞在や医療リスクに応じて検討。
破傷風・ジフテリア・百日咳基本の定期接種。有効期限が切れていれば追加接種を。
腸チフス地方部での飲食や長期滞在で検討。
狂犬病動物と接触する可能性がある長期滞在者向け。
🦟 蚊対策も忘れずに: カーボベルデではデング熱やチクングニア熱など蚊が媒介する感染症のリスクがあります。虫除けスプレーや長袖の準備を。マラリアのリスクは低いとされますが、心配な場合は渡航前に旅行外来(トラベルクリニック)で相談を。予防接種の要否は個人の健康状態や旅程で変わるため、必ず医療機関で個別に相談してください。

🌤️ベストシーズン・お金・その他

項目ポイント
ベストシーズン11月〜6月頃の乾季が過ごしやすくおすすめ。2月頃のミンデロのカーニバルも人気。
通貨カーボベルデ・エスクード(CVE)。ユーロと連動しており、ユーロが使える場面も多い。
時差日本より10時間遅い(UTC−1)。サマータイムなし。
言語公用語はポルトガル語、日常語はクリオル(クレオール語)。観光地では英語も通じることがある。
電圧・プラグ220V、プラグはC型/E型が中心。日本の電化製品には変換プラグ・変圧器の確認を。
水道水は飲用に適さない。ミネラルウォーターの利用を推奨。
島ごとの詳しい観光情報や、国内線・フェリーでの島めぐりガイドは今後追加予定です。